健康トリビア

肥満は新型コロナウイルス感染しやすく、また予後を悪化また死亡リスクも1.5倍、その対応策を探ってみよう!

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Written by aneuve

肥満そして 新型コロナウイルス? この二つの単語は以前から何かしらコロナ感染に関係があるとは聞いていましたが、あの「俺はマスクなど要らぬ」と豪語していたトランプ大統領もとうとう感染されてしまったというのが今世界中でトップニュースとしてメディアで扱われています。

肥満
ホワイトハウスより病院へ on Oct3, 2020

皆さん、こんにちは、いまや人類史上 類いない新型コロナウイルス(COVID-19)  (今後コロナと表示) 感染で経済、生活上の全ての面で大問題を引き起こしてる このコロナに感染しないよう、されないようにするには何が必要かという対応策を、特に肥満に絞って調べてみようと思います。

昨年(2019年)中国・武漢市から端を発した新型 コロナ ウイルスは、あれよという間に世界中に広がり、アメリカのジョンズ ホプキンズ大学のよると、2020年10月3日時点では感染者は3,480万人、死亡者は103万人となり、といって このコロナ禍の終息はまだまだ全然見通せず我々人類にとって現在 大変頭の痛い問題になっています。

なぜ 肥満 だと感染しやすいのか?

新型コロナウイルス感染症に対する肥満のリスクが改めて浮き彫りになってきた。

アメリカが世界約40万人の患者を調べたところ、肥満でない人に比べて感染するリスクが約1.5倍、重症化リスクは約1.7倍、死亡リスクは約1.5倍それぞれ高かったことが判明しました。

肥満

米ノースカロライナ大学などは世界で1~6月に実施された75件の研究から肥満に関するデータを集めて分析した。米国やメキシコ、ブラジル、英国、フランス、中国、タイなど10カ国以上で新型コロナと診断された患者約40万人を調べた。

肥満者は、体重(キログラム)を身長(メートル)の2乗で割った体格指数(BMI)が30以上の人が対象だ。身長が1.7メートルなら体重は86.7キログラム以上になる。肥満ではない人と比べたところ、感染リスクは46%、入院リスクは113%、集中治療室(ICU)に入るような重症化のリスクは74%、死亡リスクは48%それぞれ高かった。

ちなみに、トランプ大統領は身長190.5センチメートル、体重110.7キログラムで、ボディマス指数(BMI)は30.4。同じく新型コロナウイルスに感染し、一時、集中治療室(ICU)に運び込まれたボリス・ジョンソン英首相のBMIは36.17でした。

肥満

発祥元の中国ではコロナが収束しつつあるようですが、その中国から、肥満が危険因子であるとする報告がありました。

中国の温州医科大学のZhengらの報告では、代謝性疾患に関連する脂肪肝を持っている患者のうち、BMI 25以上の肥満者は、BMI 25未満の普通体重の人に比べ、重症化の危険度が、6倍も高いことが示されています。

ただ肥満が重症化などのリスクを高める理由は現在調査中です。米ジョンズ・ホプキンス大学の研究者らは「肥満の人は横隔膜が動きにくく、免疫力が落ちる可能性がある」と推定するが、今後も調査が必要な段階です。

また肥満が重症化の割合を左右している可能性もあるとの報告もあります。経済協力開発機構(OECD)によると肥満者の割合は日本が約4%に対し、米国は40%。

国立国際医療研究センターの分析でも入院患者に占める肥満者の割合は英国や米国より低い。日本で重症患者が少ない一因に肥満が大変関係あるとみられています。

若者も注意が必要だ。米ジョンズ・ホプキンス大学などは集中治療室に入った265人を解析すると若い人ほどBMIが大きい傾向があった。聖マリアンナ医科大学の国島広之教授も「若い人では特に肥満が大きなリスクになる」と話してます。

肥満 以外でも感染しやすい症状は?

新型コロナウイルス感染症について、これまでの世界中の報告により、性別や年齢層によって異なり、重症度や死亡率に大きな関連があることを報告されています。

これまでの報告で、重症しやすいのは男性、高齢者、肥満、さらには糖尿病・高血圧・心疾患などの基礎疾患のある人であることが分かってきました。

「New England Journal of Medicine」に8月17日に掲載されたレトロスペクティブ ケース シリーズでは、ニューヨーク市で入院したコロナ患者の電子カルテのデータ解析が行われた。

ニューヨーク市で新型コロナウイルス感染症と診断された患者のうち、35.8%がBMI30以上の肥満で、人工呼吸器が必要となった患者の43.4%が肥満だった。60歳未満の肥満が重症化のリスクとする報告も出ている。

肥満・デブ

その結果、年齢の中央値は62.2歳、60.6%が男性、35.8%が肥満だった。症状として多く見られたのは、咳(79.4%)、発熱(77.1%)、息切れ(56.5%)、筋肉痛(23.8%)、下痢(23.7%)、吐き気と嘔吐(19.1%)だった。

人工呼吸器を使用している患者でも、男性と肥満が多く、多くで肝機能障害と炎症の兆候がみられた。また、他の患者に比べ降圧薬の使用が多く(95.4%対1.5%)、心房性不整脈(17.7%対1.9%)、新規透析導入(13.3%対0.4%)といった合併症も多く見られた。

なぜ男性は女性に比べ コロナ が重症化するのか?

なぜ男性は女性に比べ影響を受けやすいのかは不明ではあるが下記のことを指摘しています。

・ とくに閉経前の女性は男性よりも免疫が優れており、感染に対する回復力が高い可能性がある。

・ 男性は女性よりも、肥満、喫煙、アルコールの過剰摂取の割合が高く、健康意識も低い傾向がある。そうしたことが免疫力の低下につながっている可能性があるとのことです。

コロナ

世界肥満連合(WOF)は、コロナが重症化した患者で肥満が多いことについて、次のようにコメントしています。

新型コロナウイルス感染症は、肥満の状態にある人が感染すると重症化しやすいく、特にBMIが25以上の人は、この感染症のリスクが高いとみられています。

糖尿病があると重症化するリスクがなぜ高いのか?

米疾病対策センター(CDC)が、米国のコロナ患者の健康状態について調べたレポートによると、感染した患者に37.6%が1つ以上の基礎疾患を抱えていたことが判明しました。

基礎疾患として見られたのは、糖尿病(10.9%)、慢性肺疾患(9.2%)、循環器疾患(9.0%)、免疫不全疾患(3.7%)、慢性腎疾患(3.0%)、妊娠(2.0%)、神経障害・神経発達障害・知的障害(0.7%)、慢性肝疾患(0.6%)でした。

重症化して集中治療室(ICU)に入った患者457例。このうち糖尿病を併発していたのは、非入院患者で6%(331例)、入院・非ICU患者で24%(251例)、入院・ICU患者で32%(148例)となっています。

ICU入院を必要とした患者で糖尿病を基礎疾患とする比率が増え、糖尿病があると重症化するリスクが高いことが明らかになっています。

コロナ

また欧米でも、ロンドン大学のHillらの報告2)によれば、ICUに入室治療したコロナ患者の73%が男性で、73.4%がBMI25以上の過体重(Overweight)でした。ICU治療後、退院できた患者は、BMI25未満の普通体重では56.4%であったのに対し、BMI30以上の肥満者では42.4%に過ぎなかったと報告されています。

これらの報告から分かるように、肥満者はコロナ感染後に重症化しやすく、予後不良と言えます。

ではなぜ肥満者は重症化しやすく予後が悪いのか?

肥満者は、糖尿病や高血圧などの生活習慣病を合併することが多く、その結果、心臓病になりやすく、抵抗力も弱いため、コロナに感染しやすくて重症化しやすいと考えられます。

しかし、同じ肥満でも女性より男性が重症化しやすいことから、単なる肥満より内臓脂肪型肥満が影響している可能性が高いと思われます。

コロナ
デブ猫、世界一

重症化の原因は、ウイルスそのものによる肺炎ではなく、ウイルス感染によって引き起こされる炎症性変化によりインターロイキン6などのサイトカインが爆発的に増加する「サイトカインストーム」だと考えられています。

  

内臓脂肪型肥満の人は脂肪蓄積のため全身の慢性炎症状態になっているので、ウイルス感染を契機に内臓脂肪から大量のサイトカインが放出されるのが原因ではないか、ということのようです。

また、内臓脂肪が蓄積すると横隔膜を押し上げ、肺活量が低下するなどして肺機能が低下するので、換気が不十分となり酸素飽和度が下がり、最終的には二酸化炭素が増加すると考えられます。

肥満している人の コロナ 対策

肥満者が今すぐ痩せることはまず不可能ですので、感染しないように手洗いやうがい、マスク着用などの対策を人一倍しっかり続けることが必要です。

また、外出自粛のために家にいる時間が長くなると、運動不足になります。さらに、つい食べ過ぎるので、運動や食事に注意し、いま以上に体重が増えないように心がけることが重要です。

なお、新型コロナウイルス感染症対策本部が策定した「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」には、「自粛の対象とならない外出」という項目があります。

コロナ

その「自粛の対象とならない外出」とは「生活の維持に必要なもの」で、具体的な例として「医療機関への通院、食料・医薬品・生活必需品の買い出し、必要な職場への出勤、屋外での運動や散歩など」とされています。

つまり、「屋外での運動や散歩」はそもそも現在の自粛の対象ではないということ。もちろん、ソーシャルディスタンス(社会的距離)を保つことは大切ですが、天気の良い日は、外に出て身体を動かしてみましょう。きっと、気分転換になるはずです。

感染を防ぐための自粛生活は肥満に陥りやすいとみられる。国立国際医療研究センター研究所の植木浩二郎糖尿病研究センター長は「外出自粛などで運動が不足すると、(身体機能などが衰える)フレイルの進行や体重増加も懸念される」と指摘しています。

コロナとの闘いは、まだしばらく続きそうです。私たち一人ひとりが、いま少し、それぞれの立場でのStay homeに努め、なんとかこの世界的試練を乗り越えPPK(ピンピンコロリ)を目指した生涯をおくりましょう。

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I was born in September 16, 1946 in Nagano Prefecture. After I've had a life full of ups and downs, turns and twists, I've started to acquire affiliate business along with writing blogs when I turned 70. I've still been learning it for over 4 years but I found it well-worth learning it. I'm now in good condition as I engaged in excercising rope-skipping, swimming and eating a little with a bottle of wine almost every day. I'm quite happy now..