♯アーア高校三年生・・♯ とマイク握って大きな声で カラオケ ハウスで歌ってるときの爽快感、ストレスも吹っ飛び最高ですね。
こんなことしておれば、確かに長生きするわと、だれもが疑わないでしょう。
無論このストレスフリーの爽快感と長寿はつながるでしょうが、今回はそれよりももう少し高齢者につきものの「嚥下障害」また「食べたものの飲み込み力」の話をさせていただきたいと思います。
嚥下障害とは?
人間は「のど」から衰え、また訓練すれば「のど」からよみ返るとも言われていますが、「食べる喜び」は人の人生に幸せをもたらしてくれますね。 しかしどうでしょう、 もし飲み込む力が失ってきたら。
現代は手術で胃ロウ、つまりお腹に穴を開け、そこにチューブを差込み、そのチューブを通して食べ物をドロドロ液状にしたものを流し込む。 そこまでしても生きていたいと思うのでしょうか?
実を言って私の母がそうでした。 99歳でなくなりましたが、3年ほどそんな状態で、見てる見舞い者のほうがつらかったです。
高齢者の嚥下障害の8割以上が誤嚥が原因とも聞いていますが、これも本人にしろ、見舞い者にしろ辛いですね。そんな飲み込み力を失わないようにするために、さきほどのカラオケなど喉の筋肉をきたえるのに最高な運動だと思います。
お尻が加齢とともに垂れてくるのは、喉仏の位置が下がってくるのと同じとも言われていますが、早い人はもう40代から下がり始めるそうですが、トレーニングをすれば衰えを食い止められるとも言われています。
なぜかと、この喉仏のすぐ後ろに喉頭蓋、「空気」と「食べ物」を仕分けする、いわゆる「喉のフタ」があり、食べ物が気管に入らないようにそのフタが開いたり、閉じたりしてるのだが、それの前に「喉仏」が筋肉の動きによって動いているわけです。
ですから、その喉仏の筋肉の動きが弱くなってしまえば、誤嚥という症状が起きやすくなり、しいては肺炎に繋がってしまうことになります。
ちょうどスクワット等でお尻の周りの筋肉をトレーニングして、尻のアップをすると同様に喉仏周りの筋肉を、何歳になっても誤嚥などとは無縁になるよう、カラオケで筋肉をトレーニングし、歌唱力をあげようではありませんか!
しかし カラオケ での歌い過ぎにご注意もあります
10曲続ければ声帯に内出血―ポリープができることも・・・
(慶応義塾大学医学部、耳鼻咽喉科の福田宏之・助教授に聞きました)
――カラオケによる声帯への負担は?
「声帯は左右2本ありますが、日常会話でも毎秒男性で100回、女性では250回も擦れ合って動いています。歌を歌うとさらに猛スピードで振動し、ソプラノになると毎秒1,000回以上も振動します。しかも、瞬時瞬時に筋肉を使って声帯を厚くしたり伸ばしたりして形状を変化させ、音の高低を調節しています。このため、長時間歌うと、声帯を支配している筋肉が疲労すると同時に粘膜も疲労し、声帯を痛めやすくなります」
――長時間とはどの程度?
「一般の人は、3曲続けて歌うと声帯に負担を掛けやすくなります。10曲以上続けると、声帯の粘膜が充血して乾燥してきます。それを続けていると内出血を起こし、俗にカラオケポリープという声帯ポリープができることがあります」
――その症状は?
「喉の違和感をはじめ、声がしわがれる、音域が狭くなるといった症状が出てきます」
――放置していると?
「声帯ポリープは、喉を酷使しないで安静にしていれば自然に消失します。ところが、カラオケ好きの人はさらに酷使することになるので、ポリープが固まってきて、手術を要するケースが多いのです」
――その他の注意点は?
「カラオケポリープという言葉に惑わされて素人判断で放置していると、喉頭がんを見逃す危険性もあります。しわがれ声が5日以上続いた場合は、最寄りの耳鼻咽喉科を受診した方がよいでしょう。特に、カラオケ好きでヘビースモーカーの中年以降の男性は、注意してください」
――カラオケを上手に楽しむには?
「自分の音域に合った歌を歌うのが第一です。さらに、2~3曲歌ったらほかの人にマイクを譲るべきです。歌った後は、トイレでうがいなどをして、数分間声帯を休めるとよいでしょう。
また、乾いた空気や喫煙は、声帯を乾燥させるのでよくありません。飲酒もほろ酔い程度ならよいのですが、多量に飲むと声帯に内出血を起こしやすくなるので、適量にとどめるべきです」
こんな事からも、決して調子に乗って歌いすぎたり、飲みすぎたりしないで、いつまでもアナタ様の美声で楽しくカラオケをエンジョイしましょう!
詳しくは下記の画像内をどうぞ。
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併せて、呼吸器官の運動として軽いジョッギング・ウォーキングをしながら
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