健康寿命 加齢に伴う疾患・症状

薬に頼らず高血圧の悩みの助っ人、指圧とは

古林 茂樹
Written by 古林 茂樹

「 指圧 」,こんにちは。皆さんもご存知のことかと思いますが 肩がこった時などには、確か”指圧”は効果あると思いますが、まさか高血圧で悩んでいる私に、効果あるんでしょうかね? ちょっと調べてみました。

血圧の危険な急上昇「血圧サージ」の不安に朗報

『薬や病院に頼らず高血圧の悩みから開放される?』、もし本当にこんな事が実現できたら、長年 高血圧で悩んでる高血圧症患者の者たちにとって、これ以上の嬉しさはないですね。

なぜって私自身も長年 この高血圧で煩わされてき(こちらの【高血圧と果てしなき戦い】も どうぞ)、一年に一回の検診の際にも、医者から「降圧剤を飲みなさい、飲みなさいと、さもないと脳または心筋梗塞、又は脳卒中などで倒れ半身麻痺になっても・・」と脅され続けてきました。

順天堂大学医学部名誉教授のO 医学博士の持論で、上の収縮期 血圧が200以上、下の拡張期の血圧が120以上といった重症の高血圧症はさておき、それに若い方は別として中高年の方は、血圧が180以下なら気にする必要はありませんという、また逆に上が180、下が110以上なら高血圧というより内臓とか他に疾患の原因がほぼ考えられるので、そちらを病院で検査すべきですと、そして又同時に、降圧剤の副作用の怖さを言われています。

1日5分、特別な器具、場所も、又 薬も要らず降圧に成功とは

大手製薬会社で血圧関係の研究に長年、従事されてき、現在の薬のあり方、特に降圧剤投与に疑問を感じられ退職し、今は薬剤師として、また講演などで活躍されてるK氏のセミナーに出席し、それで私はその教えに従って毎日やってきていますが、時間もお金もかからなく自分ででき、そして何より結果が出る、このやり方を是非血圧でお悩みの方々に私のような悩みから開放されていただきたく、そのセミナー会場で販売されていたK氏の書籍や各方面での調べ並びに長年 悩んできた私自身の経験を元に、少しでも皆様の、特に私と同じように高血圧で苦しんでる方々の一助になれば幸いと、ここペンを執った次第です。

又本人いわく、やはり人間は加齢とともに血管もしなやかさは失ってくるもので、それに準じて血圧も高くなってくるのは自然現象、年齢プラス90以内なら、なんら問題ありませんと、上記の医学博士といい共に長年研究された者同士の仰られることですから、ちょっと安心感もあるのですが、それでも血圧は低い事に越した事はないと思いますね。

それでその降圧方法というのは、指圧と降圧ストレッチですが、降圧ストレッチについては、こちら 【降圧ストレッチへ】 へどうぞ

それでは指圧から行きましょう  と言っても、初めの頃は、その指圧の正確な場所がよく わからなく、またおそらく指圧の仕方も間違えてやっていたのではと今思えば思いますが、ただ単にそのツボと言われるあたりをギュギュっと力任せに押すだけで、いくらやっても効果などなしでした。

ですので その頃は 『やはり、ヤッパだめか』 と諦めていた時期もありました。 が しかし、再度よく本やvideoで調べてやり直して、やり始めてからは効果が出てきはじめてきたという次第です。

指圧でのツボ押しは正しい場所をとらえてこそ効果を発揮

No.1 まずは指圧で降圧ツボの見つけ方ですが、指圧 No.1として『人迎』まず、喉仏の位置を確認、喉仏を起点として、左右両側の指幅2本分離れたところが、『人迎』のツボです。指で押し込んでみると、ドクドクと脈打っているのがわかります。

指圧

押し方は、人差し指と中指をそろえて、中指がツボに当たるようにし、首の中心に向かって少し押し込み、脈を感じます。呼吸が苦しくならない程度の力で、息を吐きながら5秒かけて押し、息を吸いながら5秒かけて離します。これを5回ほど繰り返し、左右同様に行います。

指圧

ちなみにツボ押しは、どの場所も共通して一箇所当たり5回で十分です。10回、20回と押すと刺激が繰り返される事で神経が麻痺し、かえって効果が表れにくくなるとの事で、正しい位置を、ゆっくりと丁寧に押すのがコツかと思います。

 No.2は、『合谷』 これは親指と人差し指の骨、この2つが接する付け根を探り当て、人差し指の骨の際で、少しくぼんだ所です。

 

指圧

ツボの位置がわかりましたら、後は押すだけなんですが、ただ押すだけでは効果ありません。 私の経験からも自信を持っていえることですが、『ツボを押す角度』です。 骨を只押すだけでなく、骨の際に指を押し込んで、そこからぐいっと骨を押し上げるようなイメージです。 

指圧

位置と角度がピタッと合って、ツボに刺激が伝わると、ツーンと響くような感覚が走ります。 痛いような、気持ちいいような感覚が得られれば、OKです。 ぐいぐいと力任せに押す必要はまったくないです。

そしてその押し方ですが、いきなりギュッと力をこめて押したり、パッと離すのは、かえって筋肉の緊張を引き起こし逆効果です。 下図のように押すときには息を吐きながら、そして力を抜くときも少しづつ5秒かけてゆっくりと行うのがポイントです。

指圧

このようなゆっくりとした深い深呼吸を、左右で各5回くらい指圧をしながら繰り返す事により副交感神経が優位になり、効果がみられるようになります。

No.3 は、『天柱』 場所は後頭部の髪の生え際で、背中から首の中心に向かって伸びている太い筋肉「僧帽筋」のすぐ外側、左右にあります。 

指圧

押し方は、両手で頭を包み込み、両親指をツボ位置にセットし、5秒間かけて口から息を吐きながら頭の中心に向かって押し上げ、5秒間かけて鼻から息を吸いながら徐々に力を抜く。 これを5回繰り返します。

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No.4 『内関』 手首の内側の横時輪の中心に薬指を当て、ひじ方向に指幅3本分を測る。 腕の内側の真ん中にあります。

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押し方は、ツボに親指の腹を当て、5秒間かけて口から息を吐きながら、皮膚に対して垂直に、徐々に力を加える。 5秒間かけて息を鼻から吸いながら、徐々に力を抜く。 これを5回繰り返します。

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No.5 『労宮』 手のひらの中央よりも少し上にある。 軽く握りこぶしを作ったときに、手のひらにくっつく中指と薬指の間。

指圧

押し方は、ツボに親指をセットし、垂直に少し押してから、人差し指の付け根に向かって押し上げるイメージでツーンと来るまで押します。 5秒間かけて口から息を吐きながら、皮膚に対して垂直に、徐々に力を加える。 5秒間かけて息を鼻から吸いながら、徐々に力を抜く。 これを5回繰り返します。

指圧

これらの他にも、 No.6 『

指圧

但し、効果のほどははっきりしていないのですが、手軽にできるの方法として、 耳の上部にある溝のような凹んだ部分を親指と人差し指で擦るようにつまむとの事です。 20~30回を朝昼版と繰り返すことで、耳のツボを揉んだり押したりすることで即効性があるという話のようです。

No.7  『足三里

こちらの動画で 足三里という足のツボの位置はお分かりにと思います。 血圧を下げる即効性の効果がある方法と言われていますが、エビデンスはありません。 

 No.8 『八風(はちふう)』と言う足の指の付けのツボ

指圧

東京の指圧専門店さんの説明によりますと「八風」という5本の足の指の付け根の部分のツボを押すことで血圧を下げる即効性の効果があるとのことです。 やり方は、上図の赤い部分を親指で上から4秒ずつ10回程度押していき左右両方するというものです。 強さとしては痛気持ちい程度で加減します。 末端の血流を良くすることで全身の血圧を下げることになるという仕組みだそうです。 この八風というツボは、テレビの「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」でもテレビ放映されていて、冷え性にも効くとのことです。

 No.9 『十宣』という指の先にあるツボ

指圧

 場所は指の最先端で少し膨らんだ部分で、押し方としては左右両方の指が衝突するように繰り返す方法です。

指先同士が軽い衝突でツボを刺激することで血圧を下げる効果があるというのが十宣穴です。 少し面倒ですが5分間続けて行うのが推奨なようです。  高血圧以外にも脳梗塞のリハビリなどにも良いようです。

 No.10 『曲池』 という肘の外側にあるツボ

指圧

曲池の場所は、肘を曲げた時に出来る皺の一番は端で押すと「ずきん」と痛みが走る場所です。 指圧専門書にも記載されていて曲池穴(きょくちけつ)という合谷と同じ経穴の一つです。 経穴というのは血管に関連していて、即効的に血圧を下げるツボとして中医学では有名なようです。 押し方は親指で5秒間強く抑えるのを左右交互に5~6回行う方法です。 血圧を下げるツボで有名な経穴は国によって異なるようだったのを2006年に世界保健機関(WHO)がツボの位置を統一させたということもあったとのことです。

 

指圧 のまとめとしまして

これらだけでも専門書を読みますと一部ですが、今回はよく知られているのだけを紹介させていただきました。

実を言って私自身これら全てはやっていませんし、全部一度でやれと言われても少し難しいです、が おそらく皆様方もそうではないかと思います。ですのでこれ全部はしなくても、やってみてこれは効果有りそうと、又 実際 効果あるツボ押しでいいのではないのでしょうか。

 大事なことはやり続ける事と思います。 こんなやり方で、血圧を下げ、つまり血流が良くなれば、体全体に, のみならず精神的にも経済的にも相乗効果をもたらすのではないでしょうか。 是非実行されて健康で快適な毎日を!

ノーベル医学賞受賞したイグナロ博士が立証したNO(一酸化窒素)を効果的に
 産生させるL-アルギニン含有で、一酸化窒素は血管(動脈)の内側の壁にある
 内皮細胞部分が出す物質で、血管を拡張させて血流を良くする作用があり血管の
 広がりやすさがアップし、それが血圧を下げる働きが実証されています

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併せて、「Blue Lightが血圧を下げることができますか?」も 一読どうぞ。

最後に高血圧に関しての最新版(2019年度)の動画をどうぞ

About the author

古林 茂樹

古林 茂樹

1946年(昭和21年9月16日)、長野県生まれ、紆余曲折の末、古希を迎えた70歳からbloggerとなり、現在ちょうど4年目(Sept.30,2020)だが、いまだ試行錯誤の毎日、だが、ヤリガイがあり、縄跳び、swimming, & ワインと共に楽しく、happyな毎日です。
I'v lived a life full of ups and downs, and turns and twists, however, I'm happy.