健康寿命 加齢に伴う疾患・症状

高血圧 と果てしなき戦い

古林 茂樹
Written by 古林 茂樹

ウワ! 上が180だの、下が110だのと血圧計で測るたび、私の心臓にグサっと!  なぜって日本高血圧学会による「 高血圧 治療ガイドライン2014」が基準からいうと 家庭で測定した血圧が140/90mmHg以上が高血圧と下記のグラフからも見ても、そりゃもうグサリどころではない数字なんです。

高血圧

 

この高血圧はもう50代のころから始まり、区民検診でも強く血圧降下薬を勧められ、その当時は言われたとおり、素直に服薬と同時に塩分をかなり薄味にしたり、メタボ対策に少々運動をしたりはしたり、またその降下剤で下がなければ、薬を変えたりはしていたのですが、3年ほど経ってもほとんど変化なし、つまり血圧は下がりませんでした。

私の両親もかなり高血圧症で、二人ともそれが原因で他界しましたしで、これはもう我が家の遺伝だろうとほぼ諦めていました。

しかし還暦の60歳を迎えたころ、ときどき同じくらいの年齢の方々が、びっこをひいて杖を頼りに歩いたりするのを見るにつけ、私もあのような姿にはなりたくないと、つまり血管系の病気にはなりたくないという意識が芽生えつつ、インターネット、雑誌などで調べ始めました

そしてもう、ありとあらゆるその中でも特に体験談で「こんな事で、あの高かった血圧が下がった」と言うような記事に書かれていることを真似をし、たとえば、血管マッサージとか、ふくらはぎマッサージ、タオル絞り、モーツアルトを聴いたりなど、また他に寒い朝、血管が縮むことにより高血圧になる予防に指先の毛細血管を刺激する”オルゴン”というリングを購入し、その講習会に行ったりしたりでお金と時間をかけては見たのですが、著しく下がったと言う結果は得られませんでした。

主治医「守自医」は自分

そんなして解決策も見当たらず悶々としているうち、ある教材と出会いました。それは『断食療法』、その教材の中に、こんな文章がぐさりと,それは「オートファジーAuto phagy(自己貪食)=細胞が自己成分を分解する作用・・つまり飢餓状態時にエネルギーやアミノ酸を確保するためにオートファジー作用が顕著に亢進する。 かいつまんで言えば、血管内の不要というより動脈硬化などをもたらすヘドロのような不要物を排泄してしまう。

その結果として、

1、胃が小さくなるので、小食の習慣が身に付く(リバウンドしにくい)

2、オートファジー作用(自己貪食)で、血管壁の脂肪・アテロームを分解、弾力を回復。

3、農薬、環境汚柒物質、有害重金属、添加物などの排泄。

4、サラサラ血になり良く流れ、血圧が下がる。(肥満・動脈硬化・血栓予防など)

5、細胞が若返る(核が大きくなり幼若細胞に近づく)

6、体重が減る程度に比例して血圧は下がる。

7、特に肥満・メタボ・生活習慣病の高いデータは下がり、低いデータは上がり、同時に正常化する。

8、総じて断食は過剰で害をなす「生活ゴミ」を一掃する、極めて優れた方法。(生活ゴミ → 血糖・中性脂肪・尿酸・コレステロール・アルツハイマーの原因のβアミロイドなど)

「自分でできる血圧を下げる方法 」は、薬によって一時的に症状を抑えるものではなく、ともかく何かの方法で根本的にと思い悩んでいたさなかに、この方法をみつけ・・がしかし、食欲旺盛の私、断食なんて考えにも及びつかなかった方法で、がしかし、もう「清水寺の舞台から飛び降りる」つもりで、やってみようと決心しました。

しかし、”3日坊主”どころか一日でギブアップもちょっと・・・それで一日断食など自信がなかったので、プチ断食、いわゆる朝食抜きの断食でと、これを半年だめもとでやってみました。又同時にメタボ改良にと、有酸素運動、特に水泳・ジョッギングをも。 これらの方法なら、時間さえ作れば、お金はほとんどかかりません。そしてこの方法が一番の私にとって結果出た方法だと思いました。

そして血圧測定も朝起きた直後と寝る前の2回、それも両腕を計り始め、いまでは夏の暑い時期で、120から130位に、寒い冬で、150前後とそれまでの以前の時には考えられない血圧になりました。

しかしこの血圧のややこしい点は、日本人間ドック学会によると、最新の正常値の新基準は147/94mmHgまでと定義になったとか、またやはり人間は加齢とともに、血管も老化するのは避けられない自然現象だから、昔から言われている「年齢プラス90」、例えば私は現在71歳なので、71+90=161という説もあります。

現在はプチ断食はやっていませんが、せっかく減量に成功した、つまりメタボ体系からサヨナラできたので、それを維持しようと食事は極力質素に、もともと私はお肉は屠殺される動物が可哀想で食べれなく、この20年以上一切口にしていないせいもあり、体調も順調で、あとどうにも自分ではコントロールできない自律神経を副交感神経に極力するためにも『笑い』、それも作り笑いを心がけております。

高血圧 を含めて健康に関して相反する説が多すぎて何を信じたらいいのか ?

例えば、塩分摂取は一日8グラム以下でなければならないという説と塩分不感症体にとっては、その説はあまり関係ない、むしろ塩分不足のほうが体に悪影響が出るとか、あの食品・サプリ摂取、またはあの運動は健康体のためにとるべき、やるべきと主張する医学博士もいれば、それはむしろマイナス効果になるという医学博士もいて、もうわかりませんね。

私はこのような健康情報氾濫の中でも、自分で調べて自分の本能に従ってやっていく所存ですが、長い長い果てしない挑戦ですね。 高血圧症の皆様方はどのように対処されていますか?

この中で私自身も取り入れている高血圧対策の一つとして、食べ物対策もありますが、以下の記事もかなりご参考になるのではないかと思います。 

なぜクエン酸が高血圧に効果があるのかについては、こちらをどうぞ

 『高血圧』・・国民病の”常識”が変わるを 一読いかがでしょうか?

最後に高血圧に関しての最新版(2019年度)の動画をどうぞ

About the author

古林 茂樹

古林 茂樹

1946年(昭和21年9月16日)、長野県生まれ、紆余曲折の末、古希を迎えた70歳からbloggerとなり、現在ちょうど4年目(Sept.30,2020)だが、いまだ試行錯誤の毎日、だが、ヤリガイがあり、縄跳び、swimming, & ワインと共に楽しく、happyな毎日です。
I'v lived a life full of ups and downs, and turns and twists, however, I'm happy.

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  • 健康診断などで、「中性脂肪が高い」と診断されるようになると、不摂生な生活について注意するようになります。これが、ミドル世代からの健康への第一歩です。