オットット！ よだれがとまりません ねー。 さすがロシア遠征時にも、かの皇帝ナポレオンが戦場にまで持って行ったといわれている シャンベルタン 。
「ジュヴレ・シャンベルタン」は、ブルゴーニュ地方のジュヴレ・シャンベルタン村から生まれた 最高級赤ワインで、 ナポレオンがシャンベルタン以外のワインは一切生涯口にすることがないほど、 こよなく溺愛したワインだったんです。
「ブルゴーニュの栄光はシャンベルタンにあり」と言われ、中世の
ヴェルサイユ宮殿の中でも、 力強さと華麗さをあわせ持ち、芳醇な美酒として評判が高かったワインで、”ブルゴーニュの 王”、”王者のワイン”とも呼ばれています。
コート・ドール（黄金の丘）の北部に位置する、コート・ド・ニュイのジュヴレ・シャンベルタン村は、日当たりの良い急斜面と酸化鉄を含む石灰質の土壌を持ち、そこでは鉄分のある男性的な味わいで重厚感があり、骨格のしっかりした、その上スパイシーな味わいを持ち素晴らしいワインです。そして濃いルビー色の血を連想させるのか戦場の英雄に好まれたとも言われているんですね。
シャンベルタン でも、値段の違いは？
そこでここでちょっと悩むのは、シャンベルタン村から生まれたといっても、ワイン一本の値段の違いの多い事ですね。
安いのは３千円以上から、高いのは１０万円以上、店頭には出ていませんが、
中には１００万円以上と幅が広く、一見はどれが自分の口にあうのか、選択に頭痛めますね。
この原因としては天候に恵まれた当たり年、いわゆるヴィンテージとか、畑が特級畑、一級畑、 それに「AOC」という「原産地呼称統制」があり葡萄品種や栽培方法、醸造方法など産地の個性を守るための法的な規制で、その厳しい基準をパスするために、かなりの手間をかけて作られているんですね。
その上に、ワインの値段を上げている理由に、「富の証し」や「投機の対象」が
あります。
ワインは、時間をかけて熟成させることで味わい深さが引き出されますので、
一般的に古いワイン ほど味に深みが出て、価格も跳ね上がります。
希少価値である事実が知れ渡ると、さらに高額な値段で取引されるようになり、希少価値に拍車がかかるという繰り返しで、一気に値段が跳ね上がるのです。
今回 私がお奨めのワイン名：ドメーヌ・ルロワ ジュヴレ・シャンベルタン （Domaine Leroy Gevrey Chambertin）
年間平均生産数1000本に満たない、貴重で稀少なジュヴレ・シャンベルタンです。
逞しい骨格と充実したミネラルがあり、緻密さと優雅さを兼ね備え、骨格がしっかりとしています。
生産者： 若い造り手以上にバイタリティがある世界一有名な女性醸造家のマダム・ルロワです。
原産国： フランス・ブルゴーニュ
ヴィンテージ 2015年
ぶどう品種 ピノ・ノワール 100％
お値段的にも世界一流ワイン・シャンベルタン産からすれば、 コスパ（値段と出来合い）の面でも最高の一品ものです。
こんなことからも、われらシニアカップルにとって、wedding anniversary または互いのbirthdayの乾杯に最高のワインではないでしょうか？
多くのミシュラン星付きトップクラスホテル、レストランにて採用・フランス ブルゴーニュ 赤ワイン フルボディ 750ml
もう少し手ごろなワインというワイン通の方々には、同じピノノワール種のこんな掘り出しものワインもいかがでしょうか？
ワイン愛好家が選ぶ、任せて安心・ワインセット満足度・第一位
今でもあの味を思い出しただけで、生唾が・・とまりません・・し、
また同じくブルゴーニュにて、もう一方の王者ワインといわれている
ロマネコンティ、くわくしはこちらをどうぞ！