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新発見「 寿命 がわかる数値」!?1分間で寿命点検
Happy New Year 2019! と まだ新年気分がそれほど抜け切れていない先日、毎週水曜日の夜、健康番組である『ためしてガッテン』で、突然、上記の見出しにあるような”「 寿命 がわかる数値」!?
1分間で寿命点検”なんていう番組があり、寿命が分かるなんて、一体何のことなんだろうと、久しぶりに真剣にその番組を見ました。
確かに、この地球上の生物全てには命あり、心臓の働きに限度がくれば、いずれは終わりを迎える宿命は、いかなる野望、お金を持ってたとしても、これだけは逃れる事はできないことは全人類、即刻ご存知のことですが、その番組を見終わった後、人間の寿命に大変心拍と関係があるとの事を聞き、いろいろ調べてみました。
神様でない限り、『あなたの命はあと何年ですよ』なんて事を予言できる方は、この世にはいませんが、病死、事故死などのケースを除いて、なんらかの参考になればと、ここまとめてみました。
岩手県花巻市・大迫町の住民のみなさんが長年測定を続けたおかげで、脈拍を測ることは突然死リスクを予測する目安となることがわかってきたということなんです。
安静時脈拍の数値は、肉体的・精神的ストレスを敏感に反映し、そのため、毎日測っていれば、数値の変化によって過労、睡眠不足、飲みすぎなどの生活習慣の悪影響や、自分でも自覚していないストレスについて、早めに気づくことができ、脈拍数はまさしく健康状態のバロメーターということなんですね!
脈拍の数値を記録する重要性はいま世界的にも非常に注目されていて、病気予防のため24時間脈拍データを測定する腕時計型コンピューター端末などが次々に登場しているとのことです。
心拍数と寿命は関係がありますとは
心臓はポンプとして全身に血液を送り出しており、心臓が「ドクン」と動く回数を「心拍数」といいますね。ところでこの心拍数、一生の間に打つ回数を数えてみると、哺乳類ではどんな動物もほぼ同じだってご存知ですか?
一般的に体が大きい(体重が重い)動物ほど1分間の心拍数が少なく長生きで、それと反比例するように、体が小さい(体重が軽い)動物ほど心拍数が多く、寿命が短い。
動物の世界にはこのような、心拍数と寿命の間に一定の法則があります。つまり心拍数が少ないほど長生きできるというわけなんです。
哺乳類では、その動物の種類によらず一生の心拍数は一定で、おおよそ20~25億回と導き出されています。
但し、無論のことですが、心拍数と寿命の相関関係は、必ずしもすべての動物に有効とは限りませんとの事です。
ちょっと気になる心臓の話・・・心拍数と寿命
「心拍数と寿命は反比例の関係にあるのか?」「心臓の拍動がゆっくりした人は長生きするか?」名古屋大学医学部第一内科の林先生が取り組んでいる研究テーマです。
寿命の短いネズミのような小動物は心臓の拍動が非常に速く、長寿命のウマやゾウは遅い」という体重・心拍数と寿命の関係の数式は、大体人間にも当てはまるという結果が出ましたとの報告がありました。
人の一生の間の心拍数はざっと15~25億回、これだけ心臓が拍動すれば寿命は終わるといわれています。体重が重くなると心拍数が減り、寿命を延ばす要因となると林先生は考えています。
ただ、体重が重いというのは肥満とは別の話です。健康的で、バランスがとれていなければいけません。太りすぎはかえって心臓に負担をかけるので、マイナス要因となるとの事です。
別の寿命に関する研究でも、中年男女が75歳まで生き抜くのに関係の深い因子の検討が行われ、男性の場合は、心拍数、1日の喫煙本数、収縮期血圧、肺活量が寿命を左右するのに重要な因子であることがわかり、一方、女性の場合は、心拍数の代わりに長寿の両親に恵まれることが必要であるとの結果が出ましたが、その理由は分かっていないとの事です。
また、米国で行われている長寿者の研究では、75歳以上生きた人は75歳未満で亡くなった人に比べ、血圧がやや低めで、心拍数が平均すると毎分約12拍少なかったというデータもあります。
どうすれば心拍数を減らせるのでしょうか?林さんは「速く歩くことや、ジョギングなどのトレーニングが基本です」と助言しています。
ちょっとの無理をしてもへっちゃらな体力をつける為にはどのような運動をしたらいいのでしょうか?」答えは酸素を体中に運ぶ機能をたくさん使って運動することです。
つまり、この以前から話題の有酸素運動です。つづけて長い時間(20分以上)、じっくりと酸素を摂り入れる運動をしましょうと。
じっくりと酸素を摂り込みたいのに、苦しくなるほどがんばってしまうと長続きせず、効果は少ないでしょう。ジョギング・ウォーキングでいえば、楽に会話ができるぐらいが良い様です。
その運動強度は最大運動量の50%から75%ぐらいになります。この運動強度での心拍数をあらかじめ計算しておき、運動時の目標としましょう。この運動は決して辛いことはありませんと。
辛い・苦しいと感じてしまう運動は健康維持・増進の為の有酸素運動ではありません。気分よくはじめられ、終わることができ、次の日に疲れが残るどころかいきいきと目覚めることができる運動が適切です。
体中の細胞は酸素をたくさんもらって元気になります。運動の後は、おいしいご飯を食べることができます。どんな運動でも、必ず効果が現れます。
特に、普段運動していない人はその現れ方が顕著です。ご飯をおいしく食べられ、元気良く目覚める体験を一度してみましょうとお勧めでした。
それでは、あなたの長生き度をセルフチェックしてみましょう
心拍数からあなたの長生き度を判定ですが、無論 この数値は、健康な男女の目安です。
まずは、心拍数の測り方ですが、心拍数は1分間に心臓が動く回数です。
それには 手首の脈拍を測るのが簡単ですが、血圧計でもOKです。
脈拍を測るときは安静にした(リラックスした)状態で、
イラストのように人差し指、中指、くすり指を手首の内側に軽く当てて、脈のふれるところを探します。すると ドクン、ドクンと波打ってる箇所がわかります。
そこを触って15秒間、時計の秒針をみて、脈拍を数えてください。そして その数字に4を掛けたのが、あなたの心拍数ですが、 血圧計でしたら、そのままの数字になります。
しかし、ここが大事なことですが、安静時の脈拍を測るということですので、その注意点として、
★起床後、出来る限り早い、なるべくなら10分か15分以内に、
★トイレをすまして、
★朝食前にです。
さて、あなたの心拍数と目安とする長生き度は下記の表から・・・?
心拍数/分 | 長生き度 |
40 | あなたの長生き度は119歳です |
44 | ” 108 ” |
48 | ” 99 ” |
52 | ” 91 ” |
56 | ” 85 ” |
60 | ” 79 ” |
64 | ” 74 ” |
68 | ” 70 ” |
72 | ” 66 ” |
76 | ” 63 ” |
80 | ” 59 ” |
※この安静時の心拍数が40以下、または80以上の方は一度検査の方をお勧めします。
心拍数の減らす方法としては
★ 寝ながらの脈落とし
ゆっくりとした呼吸で交感神経の活動を低下させ、アドレナリンの分泌を減少させる。その結果、心臓の鼓動が徐々にゆっくりに!
布団の上など、リラックスできる場所にあおむけになり、目をつぶる。
息を吸うときは鼻から。頭の中で8秒数えながらおなかから順々に肩まで空気を満たしていく様子をイメージする。研究者の方によると、胸の筋肉をストレッチすることが重要なので、『胸のところで大きな花が開くのをイメージ』するとよいそうです!
いっぱい吸いきったら、1~2秒軽く息を止める。今度は口をすぼめて、そこから8秒数えながらゆっくり息を吐く。風船がしぼんでいく様
子をイメージ、そして吐ききったらまた1~2秒息を止め、再度鼻から同様に息を吸う。
これを毎日寝る前に10分間を目標にやってみましょう!
※8秒間息を続けるのが難しい方は、もっと短い間隔で構いません。3~4秒からはじめてみましょう!
★ お風呂に肩までつかる!
同じ温度のお湯、同じ長さのバスタイムでも、シャワーだけと全身お湯につかるのでは安静時の脈拍数を下げる効果が違います。これはお風呂では全身に水圧がかかるため、心臓や血管に適度な負荷がかかり、心臓トレーニング効果があるためだと考えられています。
温度は38~41℃の少しぬるめ…熱すぎるとストレスになってかえって心拍数が上がってしまうため、10分間無理せずつかっていられる少しぬるめのお湯がオススメです。
脱衣場、風呂の洗い場は先に暖めておく…お風呂は脈拍数を下げるのに良いのですが、意外な盲点があることに注意!!特に冬場は急激な温度差が心臓の大きな負担となります。
服を脱ぐ前に、脱衣場を電気ストーブなどで暖める、また洗い場にはお湯をまいておくなど、あらかじめ暖めておくようにしましょう。
※のぼせたら無理をせずにすぐにあがりましょう!特に高齢者は温度の変化を感じにくくなっている場合があるのでご注意ください。
これらの他に、高血圧で心拍数が多めの方は、以下のような統計もでていますので、
最後に言えることとしまして、まずはストレスを溜めない日常の心構えとして①運動 ②食事 ③睡眠 ④呼吸法を取り入れた瞑想 ⑤バランスよい酵素の必要最小限の摂取などに
そして また同時に、現代の生活では過度のストレス含めて、食べ物、飲み物から身体にとっては有害物質の摂取は避けられないと思われます。そのような毒素などのデトックス効果のある蒸留水を飲用して健康寿命を謳歌しようではありませんか。その蒸留水の詳しくはこちらをどうぞ
それと、やはり健康長寿にかかせない”免疫力アップは、何と言っても欠かせないことではないでしょうか。