こんにちは、今回のテーマは “遺伝子検査”, 如何ですか? いままで自分は、一体どのような遺伝子なんだろうなんて、そしてそれは現在のまたは、将来どんな健康リスクをもっているのかなんて考えたこと、ありますか?
健康マニアを自称する方々の間で今「遺伝子検査」が注目されているんです。DNAを調べることによって、将来、患う可能性のある病気を知ることが出来ると一部で評判になっています。
この遺伝子検査を実際に受けてみたらどうなるのか? このブログを書いている私自身が体験をしました。衝撃の結末が私を襲いました!?
ですが、地球上の植物、動物、生きているもの全て迎える “死” 以外にこの世には確実100%と言えるものはないですね。この検査自身も “今回のタイトルにもありますように、P(ピン)・P(ピン)・K(コロリ)” を目指す為の あくまで一つの目安です。
そこのところを踏まえた上で、読み進んでいただけたらと思います。
目次
その前に遺伝子検査とPCR検査って関係あるの?
今や世界中で蔓延し、多くの方々の命を奪っている新型コロナウィルス、それに感染されているかどうかの検査にPCR,PCRと毎日のように目に、耳にしますが、お恥ずかしいながら、私自身今回の検査とこの記事を書くに当たって調べるまで知りませんでした。
私たち生物の遺伝情報は、ゲノムDNAと言われる設計図の中に暗号化されて収められています。ゲノムDNAの最少単位は4種類の塩基(アデニン、チミン、グアニン、シトシン)と呼ばれる物質で、設計図の文字に相当します。この文字の数や並び方は、生物の種毎にだいたい決められているので、文字を読めばどの生物の設計図なのかが分かります。
文字の並び方は、 “意味を持つ単語”として並んでいる部分と、意味を持たない単なる文字として並んでいる部分が入り混じっています。この“意味を持つ単語”にあたる部分が“遺伝子”です。
その特徴を生かし、検出したい微生物が特有に持っている遺伝子をターゲットにして細菌やウイルスの検出を行います。その方法の一つがPCR法です。
遺伝子はそのままでは目で見ることはできません。しかし人工的に、増やしたい部分だけを増やすことができるようになり、特別な装置を使えば目で検出することが可能になりました。遺伝子増幅技術の代表的なものがPCR法です。
PCR法は、増やしたい遺伝子のDNA配列にくっつくことができる短いDNA(プライマー)を用意し、酵素の働きと温度を上げ下げすることで、目的の遺伝子を増やす方法です。増えたDNAを染め出す特殊な装置に入れる事で、増えた遺伝子を目で確認する事ができます。
検体の中に増やしたい遺伝子があれば増えて目で確認することができ“陽性”と判定され、検体の中に遺伝子がなければ増えないので、目で確認することはできず、 “陰性”と判定されるわけです。
「 遺伝子検査 」と「人間ドック」は同じ?
違います。共に「病人ではなく健康に関心のある人」を対象とした予防医学のための検診に関してだけは同じとも言えますが、「人間ドック」は自覚症状の有無に関係なく病院・診療所に赴き、身体各部位の精密検査を受けて、普段気がつきにくい疾患や臓器の異常や健康度などをチェックする健康診断です。
それに反し、「遺伝子検査」は、遺伝子解析をし両親から受け継いだ【遺伝子】の特性を調べて、病気の遺伝的傾向を把握します。
遺伝子検査で、お手軽に疾患リスク&体質がわかる…ですか?
【遺伝子】の特性を調べることで、三大疾病(がん、心疾患、脳血管疾患)をはじめとしたさまざまな「健康リスク」、アルコールへの依存のしやすさや肌のバリア機能などの「体質」、忍耐力などの「性格」に関する遺伝的傾向がわかります。
その中でもやはり注目したいのは、健康リスクに関する遺伝的傾向。さまざまな病気に関する遺伝的傾向がわかるので、遺伝子に基づいた、よりあなたらしい健康対策を実践するのに役立てることができるのです!
AIやロボットが人間の仕事を奪ってい・・
駒澤大学経済学部准教授の井上智洋氏はこんな驚愕の未来予想図を語っています。
SFで描かれていたそんな近未来図は、もうすでに現実のものとなり始めていると。
そして 真っ先にそのターゲットになっているのは、意外なことに医療界なんです。
そして また『日本の国難 2020年からの賃金・雇用・企業』著者でエコノミストの中原圭介氏はこのように。
「アメリカでAIを搭載するロボットを使った臨床実験が進み、医師の仕事の8割ほどを代替できることが明らかになってきましたと。
たとえば、患者の症状や年齢や性別、体重、病歴などの個人データを入力するだけで、AIが病名を特定したり、適切な治療法を提案してくれるのは当たり前。ミリ単位の精密さで手術をこなすAI搭載ロボットも誕生しており、これからは世界トップレベルの医師の技を持つロボットが手術をするのが普通になると。
医師や歯科医師という職業自体がAIによって淘汰されることが現実味を帯びてきました。なぜかと、画像センサー技術が向上したことで、AIロボットは人間の「目」では発見できないような病気も見つけるため、すでに人間よりAIに診てもらうほうが助かる確率も高くなっているという。
「これからはAIが個人個人の遺伝子情報を分析し、個人レベルでオーダーメイドの薬を処方できるようにもなり、手術をせずに薬だけで病気の大半が治せるようになるんだと。
現段階での遺伝子検査のメリット,そしてデメリットとは?
わたしたちの遺伝子から、健康のためのヒントを見つけることができると言う点からと体験談からも言えます。
先ほどの「人間ドック」は、検査内容によっては何日か入院も必要ですが、「がん」や「生活習慣病」などに関する遺伝子を唾液で簡単に検査ができ、そして病気の発症リスクや体質改善の遺伝子傾向を知ることで、あなたの生活改善に役立てることができます。
私の体験から、これはデメリットなのか、メリットなのか実を言いましてわからないのですが、健康を意識してからの毎日の生活習慣からか、かなり検査報告と食い違っている項目も何点かあったということです。
例えば、体質の項目の中に、肥満というのがあるのですが、報告上では、肥満傾向ですよと指摘されていたのですが,(確かに私の家系からは事実です)かれこれ20年以上前から、お肉は一切食べず、完璧な菜食主義であり、肥満の指標のBMIも 標準以下です。
こちらは、現役の医師が2社からの遺伝子検査を受けられ、報告の中に「そもそもこの市販の遺伝子検査は、自分の家系に伝わる遺伝する病気や、自分が現在持っている病気の診断をすることは出来ません。しかもたまたま重大な病気が見つかった場合でも、お知らせはしてもらえません。
つまり、市販の遺伝子検査は病気を診断したり発見したりするものではないということです。ですから、病院で行っているがんなどに関連した遺伝子検査とは全く別のものと考えて下さい。病院で行っている遺伝子検査は、「病気の診断」や「薬が効くかどうか」、さらには「遺伝する病気」などの診断目的で行われることがほとんどです(注)。
また、筆者が受けた2社の結果からは、このサービスが売りにしている「被験者(検査を受けた人)の持つ、がんなどの病気のかかりやすさが日本人平均と比べどれくらい高い(または低い)か」ということも正直なところあいまいであると考えています。
一つ目は「検査によって病気にかかる危険性を指摘され、予防のため少し生活が改善するかもしれない」という点です。筆者は実際に遺伝子検査の結果でいくつかの病気になる危険性が高いと出たので、それを予防したり病気を発症しないために運動しよう、ダイエットしようなどと思いました。あとは幾つかのがんの危険性が高いと言われたので、検診をちゃんと受けようと思いました。
他のメリットは「自分はそういう体なのか」という興味が満たされたことです。ですが、正直なところそれほどデータが信じられず、筆者にはあまりこのメリットは感じられませんでした。まあ参考程度に、というところでしょうか。
また、さらなるメリットとしては「データが何十万、何百万と集まっていけば、将来的に検査の精度が上がり、病気を未然に防ぐことが出来るようになるかもしれない」という社会的意義が挙げられます。
それでは、どちらで検査を受けられるのですか?
がん遺伝子パネル検査は、全国11施設のがんゲノム医療中核拠点病院、または全国156施設のがんゲノム医療連携病院で受けることができます。 受診の際には、これまでの治療経過を記載した紹介状や、検査のための病理組織検体などが必要になりますので、まずは、かかりつけの医療機関の主治医と相談してくださいとのことです。
また費用の点でも、保険適用にもなっておりますが、一割~3割負担で、かなり差がありますので、調べられた上で決められた方がよろしいかと思いますが、私はまず簡単にでき、また費用の点でも、他の民間施設と比べても格安の”ユーグレナ”を選びました。
それでいて調べられる項目は300以上!?ユーグレナが提供する『遺伝子解析サービス』
「お申し込み~解析結果確認」までの4ステップ
これが私への検査結果報告の一部です。
まずは5種類のカテゴリー別に、① 健康リスク(12-158) ② 体質(12-231) ③ 祖先解析 ④ 部位別 ⑤ リスト別一覧と大きく5つに分けられております。
そして、このトップにある「健康リスク」の中に、12種類別が下記のようにあります。
そして、その中のトップの「循環器・心臓」の中には、項目別に22個あります。
そして、ピンク色内の高いという大動脈瘤の「詳細を見る」を開くと、
この報告より、私への警鐘として、大動脈瘤の可能性が高いは夢にも思いませんでした。この病気で確か何年か前ですが、共に渋い俳優の阿藤快さん、米倉斉加年さんのお二人方も突然の悲報でびっくりしました。
そして、その上の大ショックとして、アルコールを控えよは、心底はひそかに感じてはいたのだが、もう大ショック、どうしましょう? PPK(ピン・ピン・コロリ)に繋がれば、この上ないのだが・・・?
大動脈瘤は現在のところ、なんの症状もまだ出ていないように思われますが、他に緑内障、末梢動脈疾患も健康リスクとしては高く、事実、現在 眼圧がかなり高く眼科医からも、このままで緑内障になる可能性は高いと脅されています。
ということで、項目は全部で389個ありました。
分析は遺伝子解析においてCSPro(Certified Service Provider)認証取得の国内外検査機関にて厳しい品質管理のもと行われています。
また、分析研究機関ではランダム化した符号を用いて、ユーザー情報との連結が不可能な状態で検体を管理しているため、個人が特定されることはありません。
より詳しくは、【遺伝子解析サービスを見る】をどうぞ。
世界中には、健康に関する様々な情報が溢れています。まず、ご自身の遺伝子情報を知ることにより、それぞれにあった健康法・食事法を見つけるお手伝いが、拙ブログを通して少しでもお役に立てればこの上ない喜びです。ありがとうございました。
PS 併せて、「血液一滴で早期発見、早期治療を最先端の予防医療で!」もどうぞ